はじめに
断捨離という考え方が日本で広まってから15年ほど経ちました。
2010年の流行語大賞にノミネートされています。
元々は、ヨーガの行法に対応した思想であり、
「断捨離」不要な物を「断ち」「捨て」、物への執着から「離れる」ことにより、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を開放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする思想です。
私は断捨離が大好きです。
まさに、「身軽さ」を快適だと感じるからです。
ただ、中には自分の部屋がモノに溢れかえっている状態を快適だと感じる人もいるかもしれません。
この記事では、断捨離をすることのメリットと、
私が断捨離ができるようになるたった一つの考え方を共有したいと思います。
断捨離をすることのメリット
断捨離をすることにはたくさんのメリットがあります。
1つずつ解説していきます。
その1:お金が増える
断捨離をすればお金が増えます。
そこには、2つのからくりがあります。
- モノを売るからお金が入る
- モノを買わないからお金が減らない
それでは解説していきます。
1.モノを売るからお金が入る
断捨離をする時、最初にそのモノが売れるかどうかを考えます。
意外なモノに需要があったりするものです。
私はメルカリを活用しています。楽天ラクマでもYahoo!オークションでもなんでも良いです。
ただ、買取業者に売るのは最終手段にしましょう。買取価格がかなり低いからです。メルカリ等で売ると、何十倍、場合によったら何百倍も高く買ってくれます。
壊れたスマホなんかでも、値段次第では確実に売れます。部品を求める人がいますからね。
発送をするのが面倒だと感じるかもしれないですが、慣れたら大したことはなくなります。まずは売れそうなものを一つ、売ってみてください。
不用品がお金に変わる感覚、気持ち良いですよ。
2.モノを買わないからお金が減らない
断捨離をしていると、できるだけモノを買いたくなくなります。
モノをできるだけ減らそうとしているのに、余計なものを家に置きたくないですよね。
当然その分お金が浮くわけです。
その2:部屋が広くなる
モノが部屋からなくなると、当然その分部屋に空きができます。
部屋の使える部分が広くなるわけですね。
余計なモノを部屋に置くというのは、余計なモノのために家賃を払うことを意味します。
もちろん、モノがなくなったからといって家賃が下がるわけではありません。
今の物件を探すときに、無意識にその要らないモノのスペースを考慮していたはずです。
荷物が置ききれないと困りますからね。
断捨離をすると、次に物件を探すときに、実質今より狭い部屋でも今と同じ満足感を得ることができます。
その分、家賃が低くなる可能性が高いというわけです。
その3:引越しが楽になる
モノが少ないと、当然引越しは楽になります。
引越をしたことがある方はご存知かと思いますが、荷造りは想像以上に時間がかかるものです。
普段はそんなに自分の部屋に荷物はないと思っていたとしても、収納に入っていたものを出すと段ボールの数が想像以上だった、ということを経験されたかと思います。
断捨離をすると、荷造りの手間が大幅に減ります。
また、何より引越し費用が下がります。
引越費用は当然引越距離にも依存しますが、それ以上に荷物の量で大幅に変わってくるものです。
軽トラックで済むのか、2トントラックが必要なのかで金額はかなり異なります。
当日荷物が乗り切らない場合は数万円の追加費用がかかることもあるようです。
さらに、モノが多いと荷造り・荷解きサービスを利用する必要が出てくることがあるかもしれません。
お金の面でも、手間の面でも、引越しではモノが少ないとかなり有利です。
その4:モノを探すのが簡単になる
モノが少ないと、探しものも楽ですよね。これは説明をするまでもありません。
日本人は、一生のうち探し物をしている時間は76日間にもなるらしいです。
こんなに時間があれば、色んなことができますよね。
時給で換算してみてください。。。できるだけ探し物に時間を使いたくなくなると思います。
ちなみに、中国人は154日間らしいです。
その5:掃除が楽になる
モノが少ないと、掃除が楽になります。こちらも、言わずもがなですね。
散らかすモノが少ないのでそもそも掃除の頻度も減りますよね。
また、モノが少ないので掃除時間も速く終わります。
これまた、手間も時間も減らせますね。
モノを手放す基準
さて、いざ断捨離を始めた時、これはまだ要る、これもまだ使う、と、
結局何も捨てられないということになりがちです。
私は、ある基準を決めてからがんがんモノを捨てられるようになりました。
ずばり、「引越しをする時に捨てるかどうか」です。
ほとんどの方は、引越しをする時にまとめてモノを捨てますよね。
荷物を減らしたいし、新しい部屋はできるだけきれいに使いたいと思うものです。
引越しの時、手放すことへのハードルは普段よりも随分と下がります。
このハードルを再現するのです。
次に引越すときは、今あるものをそのまま持っていって問題なし、と自信を持って言えるまでにモノを手放すのです。
この基準を作ってから、私はかなりモノを減らすことに成功しました。
今は手放したくないけど、引越すときは捨てるかな、というモノはたくさんありました。
皆さんも考えてみてください。
さいごに
本記事では、断捨離をすることのメリットと、断捨離をするための基準を紹介しました。
是非、断捨離を初めてみてください。
少なくとも私は、捨てなければ良かった、と思ったことは一度もありません。
良いことしかありませんよ。
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